「つながり」の進化生物学

ページ数:296ページ / ISBN:9784255006956 / Cコード:0095 / 発売日:2013/01/24

――はじまりは、歌だった
「つながり」の進化生物学

東京大学教授 岡ノ谷一夫 定価: 1,620円(本体1,500円+税)

在庫: 在庫あり

私たちが発する「言葉」と「心」は、どこから生まれた?

伝え合い、通じ合い、つながる――言葉で心を伝えるのがコミュニケーションだ。
では、私たちが発する「言葉」と「心」は、どこから生まれた? 
「ヒトのはじまり」の謎に楽しく迫る、高校生への連続講義。

メス鳥が媚びをうる? 声マネして、ダンスするゾウ? 
感情の「踊る砂時計」モデル。「笑顔」で人をだませない理由とは?
「人間くさい」動物たちと、ユーモアあふれる最先端研究から、言葉と心の起源が見えてくる。
言葉は「歌」から始まった。そして、心はひとりじゃ生まれなかった。

「コミュニケーション能力が大事」なんて世間のルールより、「ヒトはどんな生物か」を知ることが、人間をしあわせにする。
私たちの心は、進化の贈り物だ。

⇒【イベント情報】 さわりあう心(2013.08.22)
▼OEIP 岡ノ谷情動情報プロジェクト▼
▼東京大学 岡ノ谷一夫研究室▼
▼理化学研究所 脳科学総合研究センター▼
特設ページ

目次

1章 鳥も、「媚び」をうる? ――進化生物学で考えるコミュニケーション
2章 はじまりは、「歌」だった ――言葉の起源を考える
3章 隠したいのに、伝わってしまうのはなぜ? ――感情の砂時計と、正直な信号
4章 つながるために、思考するために ――心はひとりじゃ生まれなかった

著者紹介

  • 岡ノ谷一夫(おかのや・かずお)
    東京大学大学院総合文化研究科教授。科学技術振興機構岡ノ谷情動情報プロジェクト研究総括。
    理化学研究所脳科学総合研究センター情動情報連携チームリーダー。
    1959年生まれ。慶応義塾大学卒業。米国メリーランド大学大学院修了、博士号取得。千葉大学文学部助教授、理化学研究所チームリーダー等を経て現職。
    専門は生物心理学、動物行動学、言語起源論。
    著書に『さえずり言語起源論』、『ハダカデバネズミ』(共著、共に岩波科学ライブラリー)、『言葉はなぜ生まれたのか』(文藝春秋)、『言葉の誕生を科学する』(共著、河出書房新社)などがある。
    趣味は、撥弦楽器(ギター、リュート)演奏、短歌詠み、模型工作。