怖い絵 2

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    怖い絵  2
判型:四六判 / ページ数:249ページ / ISBN:9784255004273 / Cコード:C0095 / 発売日:2008/04/04

怖い絵 2

中野京子 定価: 1,980円(本体1,800円+税)

在庫: 品切・重版未定

名画にまつわる血も凍る秘話の数々「もっと知りたい」に応え第二弾!

歴史の裏を知り尽くした著者が、西洋名画に秘められた恐るべき怨念・冷酷・非情をとき明かす、知的でスリリングな美術エッセイ、大好評につき第二弾が発売になりました。

まだまだあった、ますます鮮やかな名画の謎解き、今回は、

・フォンテーヌブロー派の逸名画家『ガブリエル・デストレとその妹』
 ……なぞめいて扇情的な「浴槽の美女」、彼女の死後に描かれたとしたら?

・ルーベンス『パリスの審判』
 ……のどかな神々の美人コンテスト、欲情と見栄が生んだ悲劇とは?

・ピカソ『泣く女』
 ……女性を見つめるピカソの眼、どうしてこんなに怖いのか?

他、ベラスケス『ラス・メニーナス』、エッシャー『相対性』など、20作品(豪華カラー図版掲載)。本書を読めば、絵画をみるさいの巾(はば)が拡がります。

◎第一巻(『怖い絵』)には、多数のかたから書評をいただきました。
菊畑茂久馬さん  (『西日本新聞』2007年9月2日)
結城昌子さん  (共同通信配信、2007年8月25日?)
渡邊十絲子さん  (『婦人公論』2007.10.12号、中央公論新社)
井上章一さん  (『日本経済新聞』2007年10月17日夕刊)
斎藤美奈子さん  (『エクラ』11月号、集英社)
小池昌代さん  (NHKラジオ深夜便「読書で豊かに」2007年12月24日放送)
桜庭一樹さん  (『週刊現代』2008.1.5・12号、講談社)
南伸坊さん  (『サンデー毎日』2008年3月9日号、毎日新聞社)

また、読者の方からは「絵の裏側を知った。この本を読んだ後、美術館に行きたくなる」「まるで短編小説を読むような愉しみ」といった有難いご感想をいただいております。
どうもありがとうございました。ますます面白い第二弾、どうぞご期待下さい。

「THE ハプスブルク展」 フェア開催!
特設ページ

目次

作品1 レンブラント『テュルプ博士の解剖学実習』
作品2 ピカソ『泣く女』
作品3 ルーベンス『パリスの審判』
作品4 エッシャー『相対性』
作品5 カレーニョ・デ・ミランダ『カルロス二世』
作品6 ベラスケス『ラス・メニーナス』
作品7 ハント『シャロットの乙女』
作品8 フォンテーヌブロー派の逸名画家『ガブリエル・デストレとその妹』
作品9 ベックリン『死の島』
作品10 ジェラール『レカミエ夫人の肖像』
作品11 ボッティチェリ『ホロフェルネスの遺体発見』
作品12 ブレイク『巨大なレッド・ドラゴンと日をまとう女』
作品13 カルパッチョ『聖ゲオルギウスと竜』
作品14 ミレー『晩鐘』
作品15 ドラローシュ『レディ・ジェーン・グレイの処刑』
作品16 ホガース『精神病院にて』
作品17 ブリューゲル『ベツレヘムの嬰児虐殺』
作品18 ヴェロッキオ『キリストの洗礼』
作品19 ビアズリー『サロメ』
作品20 ファン・エイク『アルノルフィニ夫妻の肖像』

著者紹介

  • 著者:中野京子(なかの きょうこ)
    早稲田大学講師。ドイツ文学、西洋文化史。『怖い絵』(朝日出版社)など著書多数。訳書に、ツヴァイク『マリー・アントワネット』(角川文庫)などがある。 中野京子のブログ「花つむひとの部屋」

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