暮らしの放射線Q&A

  • 暮らしの放射線Q&A
判型:A5判並製 / ページ数:416ページ / ISBN:9784255007274 / Cコード:0040 / 発売日:2013/07/01

専門家が答える
暮らしの放射線Q&A

日本保健物理学会「暮らしの放射線Q&A 活動委員会」 定価: 3,080円(本体2,800円+税)

在庫: 在庫あり

福島第一原発事故「以後」を生きる私たちのガイドブック

<内容>
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事故後、1,800余の質問に答えてきた専門家たちの記録、
福島第一原発事故「以後」を生きる私たちのガイドブック。
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2011年3月に開始され、いまも続くウェブサイト「専門家が答える暮らしの放射線Q&A」から80項目を厳選、全面改稿のうえ書籍化。

●母乳検査をすべき?(北海道在住/20代/専業主婦)
●人工放射線と自然放射線は違うものですか(千葉県在住/20代/会社員)
●避難すべきか悩んでいます(神奈川県在住/40代/会社員)
●子どもが砂場の砂を口に入れてしまいました(千葉県在住/20代/専業主婦)
●被ばくすると、発がん、白血病のリスクが増加すると聞きます(質問者の記載なし)
など、
放射線の人体影響を中心に、とくに子どもたちを抱える親御さんから寄せられた問いにわかりやすく解説しています。

この冊子が少しでも皆様の放射線理解のお役に立ち、またとりわけ、すでに二年に及ぶ長期の避難生活を送っておられる方々の参考になることを願って止みません。(まえがきより)

⇒ 【二編ブログ】 書評と読者から寄せられた声

目次

本書を読む前に
100 mSvの意味について
人体の被ばくに関する線量――吸収線量、等価線量、実効線量について

第1章 福島第一原発事故の記録
Part1 直後の混乱を振り返る
Part2 子供を抱えて
Part3 日々の暮らし
Part4 福島に生きる

第2章 放射線防護の科学的基盤
Part1 放射線被ばくとその影響
Part2 専門家不信に抗して

第3章 誰がどのような質問をしたのか

用語集

著者紹介

  • 日本保健物理学会「暮らしの放射線Q&A 活動委員会」幹事団
    ─ 委員長・学会理事 伴 信彦(ばん・のぶひこ)
    1963年東京都生まれ。1986年東京大学医学部保健学科卒業。1988年同大学院修士課程修了。動力炉・核燃料開発事業団、東京大学、大分県立看護科学大学を経て、現在、東京医療保健大学東が丘看護学部教授。専門は放射線影響・防護。博士(医学)。
    ─ 副委員長・若手研究会幹事 河野恭彦(こうの・たかひこ)
    1982年茨城県生まれ。2006年茨城大学理学部卒業。現在、日本原子力研究開発機構 核燃料サイクル工学研究所 放射線管理部環境監視課 技術員。専門は、環境放射能、放出放射能、放射線防護。
    ─ 副委員長・若手研究会幹事 荻野晴之(おぎの・はるゆき)
    1982年広島県生まれ。2004年東京大学工学部卒業。2006年東京大学大学院工学系研究科修士課程修了。2012年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。現在、電力中央研究所主任研究員。専門は放射線安全学。博士(工学)。
    ─ 相談役 下 道國(しも・みちくに)
    1943年大阪市生まれ。1966年名古屋大学工学部卒業。名古屋大学、岐阜医療技術短期大学、放射線医学総合研究所、藤田保健衛生大学にて、教育・研究に従事。現在、藤田保健衛生大学大学院客員教授。専門は環境放射能学。博士(工学)。
    ─ 相談役 早川博信(はやかわ・ひろのぶ)
    1944年福井県生まれ。1967年金沢大学理学部卒業。1969年名古屋大学大学院理学研究科修士課程終了。1969年から2005年まで福井県職員として原子力発電所周辺の放射線監視に携わる。専門は環境放射線。現在、無職。家庭菜園で野菜などを栽培。博士(理学)。
    ─ 学会広報担当理事 谷口和史(たにぐち・かずふみ)
    1956年和歌山県生まれ。1979年新潟大学理学部化学科卒業。1981年同大学院修士課程修了。日本原子力発電株式会社入社。入社以来、環境放射能、放出放射能等を含む放射線管理業務に一貫して従事、発電管理室室長代理(部長)。2013年6月退職。
    (所属は 2013 年 6 月現在)

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