暮らしの放射線Q&A
専門家が答える
暮らしの放射線Q&A
日本保健物理学会「暮らしの放射線Q&A 活動委員会」 著
定価: 3,080円(本体2,800円+税)
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福島第一原発事故「以後」を生きる私たちのガイドブック
<内容>
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事故後、1,800余の質問に答えてきた専門家たちの記録、
福島第一原発事故「以後」を生きる私たちのガイドブック。
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2011年3月に開始され、いまも続くウェブサイト「専門家が答える暮らしの放射線Q&A」から80項目を厳選、全面改稿のうえ書籍化。
●母乳検査をすべき?(北海道在住/20代/専業主婦)
●人工放射線と自然放射線は違うものですか(千葉県在住/20代/会社員)
●避難すべきか悩んでいます(神奈川県在住/40代/会社員)
●子どもが砂場の砂を口に入れてしまいました(千葉県在住/20代/専業主婦)
●被ばくすると、発がん、白血病のリスクが増加すると聞きます(質問者の記載なし)
など、
放射線の人体影響を中心に、とくに子どもたちを抱える親御さんから寄せられた問いにわかりやすく解説しています。
この冊子が少しでも皆様の放射線理解のお役に立ち、またとりわけ、すでに二年に及ぶ長期の避難生活を送っておられる方々の参考になることを願って止みません。(まえがきより)
目次
本書を読む前に
100 mSvの意味について
人体の被ばくに関する線量――吸収線量、等価線量、実効線量について
第1章 福島第一原発事故の記録
Part1 直後の混乱を振り返る
Part2 子供を抱えて
Part3 日々の暮らし
Part4 福島に生きる
第2章 放射線防護の科学的基盤
Part1 放射線被ばくとその影響
Part2 専門家不信に抗して
第3章 誰がどのような質問をしたのか
用語集