コンピュータのひみつ
コンピュータのひみつ
山本貴光 著
定価: 1,760円(本体1,600円+税)
在庫: 在庫あり
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<できることは無限大。では、なぜ動くか説明できますか?>
私たちはコンピュータに囲まれています。この「究極の道具」なしには1日だって過ごせない――そんな道具を、いつまでも便利な(でも時々調子が悪くなって困る)魔法の箱のままにしておいていいのでしょうか。
そこで本書は、「使ってるけどよくわからない」という人に向けて、「コンピュータの肝」を講義し、まとめました。なぜ“計算”で音楽が聴けるのか。そもそも、なぜ“計算”できるのか。
ふだん使っているときの実感を手放さず、また中途半端なたとえ話でお茶を濁すこともなく。初歩から本質まで、誰にでもわかる言葉で。あなたはきっとはじめて、この道具の核心――「記憶(の書き換え)」とその「見立て」――を理解することでしょう。
「一度自分にインストールすれば、(……)多少ソフトやハードが変化したとしても、それが再び魔術に見えてしまうことはない。そんな胆力のある、肝の据わった理解こそが、長い目で見て有効だと思います」(あとがきより) この理解は一生ものです。
目次
1 コンピュータがわかる、とは?
2 コンピュータは万能の機械?
──宿題 コンピュータにできないこと
3 コンピュータはなぜいろんなことができるか
4 私たちは記憶をいじっている
──Q&A コンピュータの記憶について
5 機械の中にはだれもいない
──Q&A コンピュータのハードについて
6 補講 インターネットとメールの仕組み
──Q&A インターネットとメールの仕組み
あとがき