ノマドと社畜
ポスト3.11の働き方を真剣に考える
ノマドと社畜
谷本真由美 / @May_Roma
定価: 472円(本体429円+税)
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ツイッター上で大きな話題を呼んだ著者のノマド論が読みやすい電子書籍に!
元国連職員などとして数カ国で働いてきた谷本さん(現ロンドン在住)が、日本で流行るノマド論のおかしさを一刀両断。
組織に寄りかからず自立した働き方が必要となる日本の未来を担う人たちのために、本当に有益なアドバイスを贈る。
◆「はじめに」より抜粋
2011年後半ぐらいから、日本では「ノマド」という言葉がテレビや雑誌をにぎわせています。ノマドには「場所にとらわれずに自由な働き方をする」「フリーランサーや個人事業主(自営業者)として、雇われずに働く」という2つの意味がありますが、日本の景気が悪くなり、世界情勢も不安定で先が見えない中、「従来の働き方から自由になり、自分を守る働き方をしたい」という人が増えているのが、ノマドブームの背景にあるようです。
この動きは、特に2011年3月に起きた東日本大震災(3・11)の後に、生活や人生の価値観が激変してしまった若い人たちの間で顕著な気がします。
[…]ノマドの現実は、メディアやノマドコンサルタントが伝えていることとは違います。そして現実を知らなければ、失敗します。私は仕事の実務でノマド的な働き方をする人をたくさん目にしてきましたので、「本当はこうだ」ということを、ツイッターやウェブニュースの記事で伝えてきました。若い人に失敗してほしくないのです。
本書では、これまで私が伝えてきたことを中心に、ノマドという働き方を含めて「これから私たちはどのように働いていくべきか?」ということについて、考えてみたいと思います。
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書評ツイートまとめ
特設ページ
目次
第1章
ノマドブームの正体とは?
column1
参考になる本
『フリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるか』
第2章
世界を渡り歩くノマドたち
column2
「ライフスタイル・ジョブ」を実践する、英語圏の海外ノマド
第3章
激烈な格差社会の到来
column3
日本を脱出する方法
第4章
競争社会を生き抜くために
column4
サラリーマンから映画監督に