夏井いつきの俳句添削事典
夏井いつきの俳句添削事典
夏井いつき 著
定価: 2,090円(本体1,900円+税)
在庫: 在庫あり
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本書は、ネット俳句教室「おウチde俳句くらぶ」に寄せられた投句の中から608句を厳選し、原句と添削例を並べて示しながら、「どこを、なぜ、どう直せばよくなるのか」を具体的に解き明かした一冊です。 
「ラベンダー」は夏の季語ですが、
柔軟剤の香りの「ラベンダー」は季語にはなりません。
「むくつけき男」と「ラベンダー」の取り合わせは悪くないので、いっそ本物のラベンダーにしてしまいましょう。
このように書けば、柔軟剤? 香水? 花の香り?と読みが広がっていきます。
敵に襲われると、尻尾を切り離して逃げる
栗鼠(りす)の生態を描こうとした点はよいのです。
ただ、「凜々し」「失えど」は、
感想や説明になっています。映像化してみましょう。
こんなやり方で、遠近感を表現することもできるのです。
「思う」は不要なことが多いので注意しましょう。
「白靴の汚れ」でカットを切り替えて、思い出の場所とか年代とか映像を、後半で描写してみましょう。
例えば作者自身が「思う過ぎし日」が独身の頃であれば、
「自由なりし頃」とすることもできますし、奥さんが生きていた頃という思い出ならば、こんな感じにもできます。 




目次
[チャート]有季定型の一句を作ろう!
[チャート]入選を目指して推敲しよう!
[topic]有季と無季/「季重なり」はタブー?/俳句の技法/「俳句の型」を知ろう/文体と表記/切字と切れ/「詠む」と「読む」/多作多捨/「独学」だからこその「投句」!/句会と句会ライブ
[issue]季語がない/季重なり/季語のアレンジ/字余り/字足らず/語順/助詞/文法/切字/切れ/凡人ワード/不要な語/説明しない/表現したい内容/言葉を精査する/伝わる俳句
[Let's try! ]添削穴埋めクイズ50

