最期の願い ―ドイツのユーモア―

  • 最期の願い ―ドイツのユーモア―
判型:四六判並製 / ページ数:176ページ / ISBN:9784255013237 / Cコード:C0095 / 発売日:2022/12/27

最期の願い ―ドイツのユーモア―

木下康光 定価: 1,320円(本体1,200円+税)

在庫: 在庫あり

ドイツ語の笑話を邦訳し、ジョーク、笑い話、逸話、なぞなぞの四部で構成。同じ話の異稿を紹介することにより、口承文芸の生態に迫る。
笑いの本来の目的たる娯楽性と社交性が微苦笑を誘い、やがて人間性の探究と認識に寄与。

目次

第一部 ジョーク
第一章 長生きする方法
第二章 生と死
第三章 愛と性
第四章 ケチンボ・吝嗇漢
第五章 信仰と認識
第六章 欺瞞・虚栄
 第七章 裁判
第八章 矛盾・理不尽
第九章 真理と知恵
第十章 政治・戦争
第十一章 教会のユーモア

第二部 笑い話

第三部 逸話

第四部 なぞなぞ

あとがき

著者紹介

  • 1947年3月京都市生まれ。京都大学大学院修士課程修了(ドイツ文学専攻)。
    近畿大学、関西医科大学を経て同志社大学名誉教授。
    主な訳書に ヘーベル『ドイツ炉辺ばなし集』(岩波文庫、1986)、フロイント『若い読者のためのメルヘン』(中央公論美術出版、2007)、『ドイツのなぞなぞ』(同学社、2012)など。

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