おウチde俳句くらぶ 作品集 2021

  • おウチde俳句くらぶ 作品集 2021
    おウチde俳句くらぶ 作品集 2021
判型:A5判並製 / ページ数:160ページ / ISBN:9784255012698 / Cコード:C0095 / 発売日:2022/02/15

おウチde俳句くらぶ 作品集 2021

夏井いつき 選句・鑑賞 / おウチde俳句くらぶ 編集部 定価: 990円(本体900円+税)

在庫: 在庫あり

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夏井いつきのネット俳句教室「おウチde俳句くらぶ」連載「写真de俳句」選句欄(選者:夏井いつき)にて選ばれた、上位「天」「地」「人」入選作品と講評([第1〜12回]まで)を収録。第1回〜3回「おウチde俳句大賞」受賞作品も収録。

▶︎WEBサイト「夏井いつきのおウチde俳句くらぶ」はこちら

目次

「写真de俳句」のすすめ 

【写真de俳句 入選作品】
〈天〉入選作品 
 第1回 ベンチと蔦 
 第2回 天空のポスト 
 第3回 尾道の路地 
 第4回 シモバシラに霜柱 
 第5回 廊下の吊り雛 
 第6回 鴉の巣 
 第7回 富良野のラベンダー畑 
 第8回 赤い茸 
 第9回 青葉とリス 
 第10回 美瑛の青い池 
 第11回 江ノ島の夕日 
 第12回 蜻蛉と青空 

〈地〉入選作品(第1〜12回)
〈人〉入選作品(第1〜12回)

【おウチde俳句大賞 受賞作品】
第1回 2019年 
第2回 2020年 
第3回 2021年 

著者紹介

  • 夏井いつき(なつい・いつき)

    昭和32年生。松山市在住。俳句集団「いつき組」組長。俳都松山大使。 「第8回俳壇賞」「第44回放送文化基金賞」「第72回日本放送協会放送文化賞」「第4回種田山頭火賞」受賞。 著書に『超辛口先生の赤ペン俳句教室』『夏井いつきのおウチde俳句』、句集『伊月集 龍』『伊月集 梟』(小社刊)等多数。

  • おウチde俳句くらぶ 編集部(おうちではいくくらぶ・へんしゅうぶ)

「写真de俳句」のすすめ

「写真de俳句」は写真を兼題としております。「おウチde俳句くらぶ」という観点において、写真を発想の踏み切り板として使うことは大変有効です。写真を糸口として、これまでの人生の様々な記憶を引き出すことができるからです。

写真を兼題とする場合、次のような切り口が考えられます。

A 写真を見ていない人の脳内に、写真と全く同じ光景を再生させる。
B 切り取られた写真の外を想像する。
―どんな光景がひろがってくるのか。どんな人がいるのか。どんなモノがあるのか。
C 写真の光景の時間軸を動かしてみる。
―夜になればどうなるか。朝になればどうなるか、等
D 自分が写真の中にいたら、どんな行動をとるだろう。

初めて写真で俳句を作るみなさんは、次の方法から始めてください。

1 写真の中にある言葉や連想した言葉を、できるだけ沢山書きとめる。
2 採取した単語を、季語と季語ではないものにグループ分けする。
3 季語ではないグループの単語を一つ選んで、十二音の【俳句のタネ】を作る。
     ○○○○○ + 季語とは関係のない十二音【俳句のタネ】
     季語とは関係のない十二音【俳句のタネ】 + ○○○○○
4 【俳句のタネ】に似合った【五音の季語】を探す。

《季語の選び方のコツ》
・楽しそうな【俳句のタネ】ならば、楽しそうな【五音の季語】を取り合わせる。
・悲しそうな【俳句のタネ】ならば、悲しそうな【五音の季語】を取り合わせる。

俳句は実践によって学ぶものですから、理屈を読み囓るばかりでは前に進めません。まずは一句。最初の一歩を踏み出しましょう。
(夏井いつき)

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