暴力って、なに?[新版]
暴力って、なに?[新版]
オスカー・ブルニフィエ 著 / 西宮かおり 訳 / 重松清 監修 / アンヌ・エムステージュ 絵
定価: 1,760円(本体1,600円+税)
在庫: 在庫あり
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問いにまっすぐ立ち向かう力。親子で話して育てていける。
シリーズ累計23万部。フランス発、世界中で翻訳された「哲学絵本」最新刊。
推薦します! ……高橋源一郎さん
この本は教えてくれる。
ぼくたちのいちばんの敵は、ぼくたちの中にいることを。
でも、絶望しちゃいけない。
ぼくたちにはそれと戦う力があることを教えてくれるんだ。
*
きみがらんぼうになるのは、どんなとき?
自分はらんぼうだな、って、思うのはなぜ?
あばれだしそうな自分を、とめられる?
ひとをぶっても、いいと思う?
ぼうりょくって、なんの役にたつ?
みんなのこと、こわいって思うの、あたりまえ?
この本には、暴力って、なに?を考えるための大きな問題が6つ。
いろんな考えをあれこれ組み合わせたり、ふだんは見えていないところをのぞきこんだりしながら、
ほかのだれにもたどりつけない、きみだけの答えをさがしてみよう。
こども哲学は、自分について、人生について、世界について、
あたまいっぱいの疑問と向き合うことになったこどもたちが、
はじめの一歩をふみだすための羅針盤です。
どこかで聞いたことのある答えでお茶をにごすのではなく、
こどもと本気で語りあい、いっしょに考えてみたい。
そう願うすべてのおとなたちにも、ぜひ手にとってほしいシリーズです。
特別付録:日本版監修・重松清の書き下ろし掌篇「おまけの話」が本の最後についています。
◆重松清さんからのメッセージ
オトナのごまかしは通用しない、素朴で深い生きることへの「なぜ?」の数々――
このシリーズは「読む」だけで終わってほしくない。
「なぜ?」のつづきを親子で語り合ってほしい。
生きることの正解なんてない。
だからこそ「わが家の答え」が大切なんだと思う。
目次
この本の6つのテーマ
きみがらんぼうになるのは、どんなとき?
自分はらんぼうだな、って、思うのはなぜ?
あばれだしそうな自分を、とめられる?
ひとをぶっても、いいと思う?
ぼうりょくって、なんの役にたつ?
みんなのこと、こわいって思うの、あたりまえ?