音声ノート
音声ノート
ことばと文化と人間と
小島慶一 著
定価: 1,980円(本体1,800円+税)
在庫: 在庫あり
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言語の本質は音声と意味であり、人すべてが違うように、音声も同一のものはない。
しかし伝達が可能であるということは、人がかなり目の粗い受け皿で音声を聴き入れているということであり、同時に音声の微妙な変化とともに意味の変化をも知覚しているということである。どうして会話が成立するのだろうか。人の発話から受容、そして理解という過程の中で、音声はどのように伝達されているのだろうか。
本書はこの音声について講義したものを整理し、まとめたものである。
目次
生理音声学(発声器官と発声の仕組み;音の呼称 ほか)
理論音声学(話すこととは何か;音声学の存在理由 ほか)
実験音声学(音(音の音響的性質;フォルマントによる母音梯形図 ほか)
音声(言葉と器機;音声の組成素 ほか))
ことばを考える(外国語の学び方;子供に外国語を教える時期 ほか)