英国16・17世紀戯曲

  • 英国16・17世紀戯曲
判型:A5判 / ページ数:280ページ / ISBN:9784255008448 / Cコード:0098 / 発売日:2015/06/01

英国16・17世紀戯曲
― 女性達、召使達

実践女子大学名誉教授 日浅和枝 定価: 1,980円(本体1,800円+税)

在庫: 在庫あり

エリザベス朝(1558―1603)からジャコビアン(1603―1625)の時代に戯曲の主人公は王侯貴族から紳士淑女へ、さらに市民へ、男性から女性へ移行したといえる。

本書も、この時代の傾向を強く感じる―女、処女、娼婦、などをタイトルに持つ作品について取り上げ、その主人公たちの興味深い人生に関心を向けて、論じている。

また、市民たちよりも身分の低い召使たちの生き方についても、作品を深く洞察し彼らの人間観、社会観、宇宙観に共鳴し、反発しつつ作品論としてまとめている。

目次

第1章 フィバーシャムのアーデン 
第2章 ソリマンとパーセダ 
第3章 マルタのユダヤ人 
第4章 マルコンテント 
第5章 アントニオの復讐 
第6章 親指で殺された女
第7章 無神論者の悲劇
第8章 ブッシー・ダンボアの復讐
第9章 処女の悲劇
第10章 チープサイドの貞淑な娘
第11章 貞節な娼婦
第12章 哀れ彼女は娼婦

著者紹介

  • 日浅和枝(ひあさ かずえ)
    1938年東京生まれ。1962年実践女子大学文家政学部英文学科卒業。1968年明治学院大学大学院文学研究科英文学専攻修士課程修了。1971年同博士課程単位取得満期退学。1987年実践女子大学文学部専任講師。2009年同教授として定年退職。現在、実践女子大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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