英語で算数

  • 英語で算数
    英語で算数
判型:A5判 / ページ数:184ページ / ISBN:9784255004952 / Cコード:82 / 発売日:2009/10/31

ロジックとリーディングに強くなる
英語で算数
数のリスニング特訓CD付き

打越ゆう子 監修 / 中村かず子 定価: 1,650円(本体1,500円+税)

在庫: 品切・重版未定

算数の英語で集中リーディング!

 適度な長さの文章からなる小学生の算数の問題は、
 英文を正確に読み取る訓練に最適。

日本の学校では教えてくれないことも盛りだくさん!
●ドデカゴンってどんな図形?
●「帯分数」を英語で言うと?
●アメリカにも鶴亀算ってあるの?
●円周率って、3.14だけじゃないの!?
●箱ひげ図、幹葉図ってナ~ニ?

アメリカ小学生の算数テストに挑戦!
「マサチューセッツ州の統一学力テスト6年算数」をまるごと収録。
 国際学力テストで上位を占める州のテストで
 アメリカの小学生にチャレンジ!

英文中に数が出てくるとお手上げという方に!
「数のリスニング特訓CD」で苦手意識をなくそう!

うれしい「切り口」――パックンもおすすめ
--------------------------------------------------------------
 ゲーム感覚で算数の問題を解いてるうちに、
 いつの間にか英語を読み込んでいる自分に気づくハズ。
 こんな嬉しい「切り口」あったんだ! ― Patrick Harlan
--------------------------------------------------------------

[著者まえがきより]
さて、素朴な疑問ですが、
6年間または8年間も英語を学んだ私たちは、
なぜ分数や掛け算といった
算数の基本語彙も習わなかったのでしょうか?
ちょっと不思議ですね。

それは、学校のテキストのほとんどが
物語や伝記、歴史といったものから引用されているからです。
理科や数学からはほぼ皆無と言ってよいでしょう。
つまり、私たちが学校で学んだ英語は
すべて想像力や情緒を養う物語系の英語であったのです。

次はどうなるのか知りたくてわくわくする心を育てる
物語系の英語力も必要ですが、
相手が何を要求しているかを正確に捉え、論理的に考え、
解決法を見いだす英語力を養っていくことも、
グローバル化が進み
将来いろいろな国の人々と交渉し議論していくことになる
現代の私たちには欠かすことができません。

【お詫びと訂正】 『英語で算数』(第1刷および第2刷)のp.58において、誤りがありました。お詫びして訂正いたします。修正した紙面のPDFをこちらからダウンロードできます。

目次

はじめに:なぜ英語で算数なのか?
第1章:どんどん解ける「文章題」
    算数の用語を知らなくても解ける問題を中心に20題
第2章:これだけは押さえたい「算数の英語」
    算数の基本用語を図と簡単な例題入りでわかりやすく解説
第3章:アメリカ小学生に挑戦! 学力テスト6年算数[MCAS]
    学力テスト:日米の比較
    学力テストはだれのため?―NAEP〔全米学力テスト〕
    2つの国際学力テストに見る日本の学力―TIMSS, PISA
    ボストンの公立小学校の先生にお聞きしました
    マサチューセッツ州統一学力テスト Mathematics, Grade 6
数が聞き取れるようになるリスニング特訓
算数用語小英和&索引

著者紹介

  • 打越 ゆう子(Dr. Yuuko Uchikoshi)
    5歳で渡米。帰国後、聖心インターナショナルスクール中・高を経て聖心女子大学卒業。
    アメリカのジョージタウン大学で応用言語学修士号を取得、ハーバード大学大学院で教育学博士号を取得。
    現在、カリフォルニア州立大学デービス校准教授。専門はバイリンガル教育、言語習得、発達心理学。

    中村 かず子(Kazuko Nakamura)
    慶應義塾大学経済学部卒。慶應からの交換留学生としてアメリカのウィンスロップ・カレッジで学ぶ。
    パリに10年間滞在。帰国後、バイリンガル児育成のため、横浜に S&S Bilingual Education を設立。
    ネイティブの先生とともに、子どもたちが生来もっている能力を最大限に引き出すために日々研鑽を重ね、情熱を傾ける。
    著書『知力も伸びる英語脳の育て方(CD付き)』(朝日出版社)
    監修『親子で楽しむ、はじめての辞書 こども英辞郎』(アルク)

    ◆S&Sバイリンガル(S&S Bilingual Education)
    英語を駆使し、真の国際人として国境を越えて社会に貢献する人物を育てることを目指して1987年に設立。子どもたちの未来を見つめる早期教育を行っている。
    子どもたちはゼロ歳から2歳までのプレップクラスを経て、本格的なバイリンガルスペシャルクラス(年齢と英語力によりクラス編成)で毎日アメリカの小学校の教科内容を学ぶ。しかし、いわゆる詰め込み教育ではなく、子どもたちの知的好奇心を活かし、さらに育む教育を、語学を通じ実践している。

ご意見・ご感想

*ご意見・ご感想

*お名前
(ハンドルネーム)

*メールアドレス

年齢

都道府県

職業

お買い上げ書店名

公開