日本人はなぜ世界が読めないのか
日本人はなぜ世界が読めないのか
カルロス・ゴーンの成功の秘密
磯村尚徳
定価: 1,210円(本体1,100円+税)
在庫: 在庫あり
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時代を読むヒントがこの一冊に!
戦略を売るフランス、リーダーを買う日本。閉塞状態からの脱出の糸口は、日産を奇跡の復活に導いたカルロス・ゴーンを生んだフランスにある。時代を読むヒントがこの一冊に凝縮。
カルロス・ゴーン氏のように、若いエリート中のエリートを先頭に立て、少数精鋭で明晰に事態を分析し、時流に流されない知性に磨きをかける。世界の出来事を「知る」より「分かる」ことに全力投球する。フランスにも、もちろん欠点は多い。しかし、アメリカのいいなりにはならないこの必死の姿勢こそ、日本は学ぶべきだと思う。 ??まえがきより
目次
第1章 カルロス・ゴーンの最大の教訓 日産が奇跡の復活を遂げた理由
カルロス・ゴーンの最大の教訓
新しいタイプの指導者、ゴーン
政治さえも左右する服装と言葉
カルロス・ゴーン氏パリ特別講演
インテリ理論派のトルシエ監督
野球は世界的スポーツという日本人の思い込み
第2章 ゴーンを育てたフランスの教育法 フランス流エリート養成法
複眼思考のすすめ
ゴーンが見せた日仏対話の手本
「理解する」ことを重んじるフランス人、「知る」ことに懸命になる日本人
フランス流「知の技法」とは
なぜ日本人にノーベル賞受賞者が少ないのか?
フランス人らしさを失ったフランス人
フランス人もおっちょこちょい
第3章 アメリカ型思考に洗脳された日本人 フランス人が驚く日本人の美点
世界を席巻するアメリカ型思考
今になって日本文化をたたえるフランス人
「メディア・レイプ天国」日本の悲劇
アメリカ化を善しとしないフランス人の見識
第4章 日本人はなぜ嫌われる? 自然に従う日本人、自然を従わせるフランス人
21世紀は宗教の時代か?
本当に日本人は嫌われているのか?
国際社会で誤解されないための3つのヒント
第5章 日本が学びたいフランスの魅力 いつも苦言を呈された私のフランスかぶれ
やっぱりフランスが好きだ!
たかが半熟卵、されど半熟卵
日本の国際的評価を高めた辻静雄さん
料理は文化の相互理解のかけ橋
第6章 日本人はなぜ世界がよめないのか 世界に通用する真の国際人とは
日本人が国際人になるための3つの方法
外国語を身に付ける3つの方法
スピーチは「読む」より「話す」
良い通訳を選ぶポイント
21世紀を戦争の世紀にしないために