韓国語セカイを生きる 韓国語セカイで生きる 

  • 韓国語セカイを生きる 韓国語セカイで生きる 
    韓国語セカイを生きる 韓国語セカイで生きる 
判型:四六版 / ページ数:272ページ / ISBN:9784255013749 / Cコード:C0087 / 発売日:2024/07/06

韓国語セカイを生きる 韓国語セカイで生きる 
AI時代に「ことば」ではたらく12人

編著者 浅羽祐樹 / 朴鍾厚 / 著者 奥奈津子 / 成川彩 / 大貫智子 / 浅見綾子 / 木下瞳 / 黒島規史 / 林炫情 / 新井保裕 / 梁紅梅 / 辻野裕紀 定価: 2,640円(本体2,400円+税)

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「韓国語ではたらきたい!」
AI翻訳が著しく進化するなかで、これから韓国語をつかってはたらきたい人のために。

さまざまな職業の実体験や、言語学者が考えていることまで、具体的なエピソードやことばの例がいっぱい!AI翻訳とは異なる、TPO(時・場所・場面)に合わせた「ふさわしい」韓国語とは?

巻末には「学習者のためのキーワード索引」も掲載。
「漢字語」や「中級」といった定番のものだけでなく、「好き」「不安」「おもしろい」「経験する」といったリアルな感情や行動を探しつつ、好きな角度からも読めるようになっています。

「中級以上」をめざす学習者のみなさんに、ヒントやエールがたくさん詰まった一冊です。

【内容の一部】
●外交官はどうやって韓国語を勉強した?
●字幕翻訳家のセリフの訳し方
●留学なしで韓国の特派員になった記者
●韓国語関連の出版社からみた市場分析
●政治学における翻訳の問題
●学習法の研究者によるおすすめの韓国語学習法
●言語学者がテストの採点で悩むこととは?
●SNS上にひろがる自由で創造的な韓国語
●これからの韓国語教育とデジタル革命
●朝鮮半島だけじゃない、朝鮮族や高麗人と呼ばれる人びとの言語について
●非母語を学ぶこと、母語から離れること

著者紹介

  • [編著者]
    ・浅羽祐樹(あさば ゆうき)
    同志社大学グローバル地域文化学部教授。立命館大学国際関係学部卒業後、ソウル大学に留学し、修士号・博士号を取得。九州大学、山口県立大学、新潟県立大学を経て、2019年4月から同志社大学にてコリア語を教えている。24年度は統一研究院(ソウル)にて在外研究。大阪府生まれ。

    ・朴鍾厚(ぱく じょんふ)
    同志社大学グローバル地域文化学部准教授。延世大学校大学院国語国文学科博士課程修了。博士(文学)。専門は、現代韓国語文法論、日本における韓国語教育。主な論著に「보조용언 '있다'의 결합 제약과 상적 의미 해석」(『국어학』77号、2016)、共著に『해방 전 선교사의 한국어 교육 텍스트 연구』(한국문화사、2020)、訳書に『언어유형지리론과 환태평양언어권』(松本克己著、역락、2014)、教材に『コツコツ知ろう韓国の社会と文化』(博英社、2022)など。

    [著者]
    ・奥奈津子(おく なつこ)
    在ニューヨーク日本国総領事館領事、広報センター次長。2000年外務省入省。在外研修(ソウル大学大学院)、在韓国日本国大使館、国際報道官室、北東アジア課等を経て、2021年より在ニューヨーク日本国総領事館勤務。福岡県出身。

    ・成川彩(なりかわ あや)
    韓国在住文化系ライター。2008~2017年、朝日新聞記者として文化を中心に取材。2017年からソウルの東国大学大学院へ留学し、韓国映画を学びながら、中央日報(韓国)や共同通信をはじめ、日韓の様々なメディアで執筆。KBS WORLD Radioの日本語番組「玄海灘に立つ虹」で韓国の本や映画を紹介している。2023年、『現地発 韓国映画・ドラマのなぜ?』(筑摩書房)を刊行。同年、鶴峰賞言論報道部門大賞を受賞。

    ・大貫智子(おおぬき ともこ)
    韓国紙・中央日報東京特派員。早稲田大学政治経済学部卒。2000年毎日新聞入社。ソウル特派員(2013~2018年)、論説委員(2018~2020年)などを経て現職。著書に「愛を描いたひと イ・ジュンソプと山本方子の百年」(第27回小学館ノンフィクション大賞受賞)。

    ・浅見綾子(あさみ あやこ)
    『韓国語学習ジャーナルhana』の編集長、兼広報を担当。大学院在学中に韓国のソウル大学語学堂で半年学んだ後、聖公会大学に交換留学。修士課程修了後、韓国の語学教材の出版社に5年勤務し、版権交渉や管理についての業務に携わる。日本に戻った後、語学出版社などの勤務を経て株式会社HANAに入社。「とんそく子」のニックネームでSNSで活動中。

    ・木下瞳(きのした ひとみ)
    総合研究大学院大学 日本語言語科学コース 博士後期課程に在学中。専門は、応用言語学、語彙習得。韓国釜山大学校にて修士課程修了(韓国語教育学)。中国の大学で日本語および韓国語教師、山口県立大学の助手を経て、現在に至る。

    ・黒島規史(くろしま のりふみ)
    熊本学園大学外国語学部東アジア学科准教授。東京外国語大学博士後期課程修了、博士(学術)。専門は言語学(特に韓国語文法)。群馬県出身。

    ・林炫情(いむ ひょんじょん)
    山口県立大学国際文化学部教授。広島大学大学院国際協力研究科博士課程後期修了。博士(Ph.D)。日本学術振興会特別研究員、広島修道大学助教授を経て現職。専門は社会言語学、外国語教育。韓国ソウル出身。韓国語関連著書に「韓国文化を読む」「韓国社会を読む」(朝日出版社)、「한국을 말하다」「イラストで覚える韓国語シリーズ(慣用表現、ことわざ、四字熟語)」(博英社)など。

    ・新井保裕(あらい やすひろ)
    文京学院大学外国語学部准教授。東京大学大学院博士後期課程修了。博士(学術)。東京大学大学院助教、東洋大学特任助教を経て現職。文京学院大学大学院外国語学研究科准教授兼担、放送大学客員准教授兼任。専門は社会言語学、韓国朝鮮語学。

    ・梁紅梅(りょう こうばい)
    高崎経済大学、文京学院大学などで中国語・韓国語の非常勤講師。ソウル大学文学修士、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。専門は中国語、韓国語、日本語の古代における歴史比較言語学(主に漢字に関わる音の変化など)。最近は延辺朝鮮語の歴史的構成の研究にも関わっている。中国の朝鮮族の出身。

    ・辻野裕紀(つじの ゆうき)
    九州大学大学院言語文化研究院准教授、同大学大学院地球社会統合科学府准教授、同大学韓国研究センター副センター長。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。
    専門は言語学、韓国語学、音韻論、言語思想論。著書に『形と形が出合うとき:現代韓国語の形態音韻論的研究』(九州大学出版会)など。

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