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都築響一『圏外編集者』(朝日出版社・刊)

紹介されました!

大根仁さん 『TV Bros.』2016年1月16日号、「中春スケッチブック」
「この本で都築さんが伝えたかったのは【大事なのは、楽しんで仕事をすることだ】ということなのかもしれない」

内沼晋太郎さん 「共同通信」2016年1月24日、書評
「予算は減っても選択肢は増えている過渡期の今こそが、未来の世代がうらやむ編集者の良い時代なのかもしれない。足りなかったのは情熱だけだと、火を付けられた」

荻上チキさん TBSラジオ「Session-22」、(著者出演)
「作りは粗雑かもしれないし、安い印刷でしょぼいかもしれないけど、ここには愛が詰まっている、そういう本ってあると思うんだよね。雑誌でもなんでも。そういうのって、僕にとっては完成度よりぜんぜん大事ですね」

五十嵐太郎さん 『朝日新聞』2016年2月7日、書評
「必要に迫られて絞りだされた表現には、芸術の制度から生産される作品とは異なる、根源的な力がある。様々な業界批判を通じて、露わになる現実を直視せよ、というメッセージが全編から伝わってくる」

鷲田清一さん 『朝日新聞』2016年2月18日「折々の言葉」(本文より抜粋)
「何がはやるかという意識をまずは捨てなければ斬新な企画はできないと、編集のベテランは言う」

平松洋子さん 『文藝春秋WEB』2月18日、「今月買った本」
「目と耳と嗅覚を駆使して思考し、荒野をゆく都築響一の著書を、私はいつだってシビレながら読んできた。一言一句にひりつく熱を感じる」

武田砂鉄さん 『こころ』2016年vol.29、書評
「“名著だよね”とか言っている場合ではない。[中略]本書を読み、いい時代を生きた編集者を妬んで妬んで、ひとつひとつの橋渡しに圧倒されながら、畜生と奮い立つべきだろう。面白い橋渡しはそういう私感からしか生まれない」

『東洋経済』2016年2月6日号、Book&Trends(著者インタビュー)
「雑誌作りはそもそも会議には合わない仕事です。会議って、星四つ以上の企画を話し合うってことじゃないですか。星一つだけど面白いかもっていう企画は挙がらない」

松岡瑛理さん 『週間朝日』2016年2月12日号
「手間を省いたまとめ記事がネット上で量産される現在の状況に、強烈なパンチを食らわせる一冊」

『日本経済新聞』2016年2月14日、あとがきのあと」(著者インタビュー)
「みんながいる何の変哲もない場所にこそ、わくわくするものが潜んでいた」

『産経新聞』2016年2月14日、「聞きたい。」(著者インタビュー)
「“皆のスマートフォンに出てこないところで、面白いことが起きている”。“圏外”とは編集者としての、精神的なありようを指している」

鈴木雅代さん (HMV&BOOKS TOKYO)『WEB本の雑誌』2016年1月21日、書評
「アカデミズムの閉鎖性を指摘し、大多数からどうしても飛び出てしまうひと=マイノリティを奇異な目で見ず温かい好奇心を持って掬い上げる人柄を感じるからこそ、都築さんの作った本はどの本を見ても読んでもじわっと泣けてしまうのだ」

高倉美恵さん 『サンデー毎日』2016年2月21日号、「私的本屋賞」書評
「都築さんの職業は編集者だが、この言葉は、どんな職業にも通ずるものだろう。なにかしたい人は“会社が”“上司が”“環境が”と、できない理由を探す前に、この本を10回読んだらいいと思う」

塩澤実信さん(出版評論家) 『公明新聞』2016年2月29日、書評
「一見、アウトサイダーに見られる圏外編集者の歩みだが、八方塞がりの出版界に、風穴を開ける手がかりになることは、間違いない。今日の異端は明日の正統――の箴言的な歩幅だ」

おぐらりゅうじさん 『TV Bros.』2016年3月12日号、書評
「「頑に独自路線を突き進んだ雑誌は廃刊し、生き残っているのはリニューアルの結果、流行の後追いが精一杯の雑誌ばかり。[中略]そんな状況に業を煮やし、[中略]重い腰を上げて説教してくれたのが、都築響一である」

小長光哲郎さん(編集者) 『週刊金曜日』2016年2月12日号、書評

『月刊ブレーン』2016年2月号、エディターズブックセレクト



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