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刊行記念セミナー開催!
『世界をもてなす
語学ボランティア入門』

  イーオン=著

   〈監修〉TOKYO FREE GUIDE
        インターカルト日本語学校
   〈協力〉東京都 生活文化局都民生活部地域活動推進課
        東京都 産業労働局観光部受入環境課
        鎌倉市観光協会


2017年5月2日発売
四六判/208ページ
本体1,500円+税

各オンラインショップにてご購入いただけます。
Amazon.co.jp

Report
予想以上に高い五輪ボランティアへの関心
2017年5月29日(月)、東京都新宿区の株式会社イーオン 大ホールにて株式会社朝日出版社の新刊『世界をもてなす 語学ボランティア入門』の出版記念セミナーを開催しました。

 平日の昼間にもかかわらず、定員70名はすぐに満席となり、セミナー当日は20代から70代まで幅広い年代が参加。東京2020大会を3年後に控え、オリンピック・ボランティアへの参加意思を問う講師の質問に参加者ほぼ全員が挙手するなど、語学ボランティアへの関心の高さが感じられた。

参加者は、これからボランティアをやってみたいという人のほか、現役ボランティアガイド、教員関係者など。それぞれが登壇者の話に熱心に耳を傾けていた。

「語学初級者でもできる!」に驚きの声

登壇者のトップバッターは、外国人観光客の知名度No.1のボランティアガイド団体、TOKYO FREE GUIDE の川本佐奈恵理事長。「ガイドにとって一番大切なことは何だと思いますか?」と会場に問いかけ、語学ボランティアガイドの活動を通して知る「おもてなし」マインドについて語り、参加者からは「もっとハードルが高いと思っていたけど、これなら自分でもできそう」といった感想が寄せられた。

参加者の声
▶ボランティアガイドには語学力が一番大事だと思っていたのに、3番目だということに驚いた。
▶ガイドブックに載っていることは聞かれないというのは意外だった。
▶ジェスチャー、笑顔、名前(で相手を呼ぶ)、と少しの英語でもコミュニケーションがとれることを知り、やってみたいと思った。


「外国人のなぜ?」から、日本が見えてくる

2人目の登壇者、インターカルト日本語学校の加藤早苗学校長は、日々50カ国以上からの生徒たちに囲まれて外国人の視点に接する仕事柄、「外国人のなぜ」を知る、というテーマで講演。「四季は日本固有のものと言われますが、実際には日本以外にも四季はあります。日本について固定観念を持たない方がよい」という話には「意外でしたが、とても参考になった」との声が。

参加者の声
▶外国人から見ると、「日本」は本当に不思議な国なんだなぁと思った。
▶教科書・学校では絶対に習わない内容が面白かった。
▶外国人に日本のことを教える場合、歴史・地理・狭い意味での文化と思いがちだけど、外国人が実際に気になるポイントは予想もつかないところからくるんだと思った。


オリンピック・ボラは職種もさまざま!

最後は、リオオリンピックで通訳ボランティアを担当した新条正恵さんが「オリンピックで語学ボランティアとして活躍するには」と題して熱くトーク。自身の実体験を通して、ボランティアの種類や活動の流れなど、具体的な事例を紹介。参加者たちは「体験談を聞く機会はなかなかないので、とても参考になった」と、五輪への意欲が高まった様子だった。

参加者の声
▶オリンピックにいろんなボランティアがあることを知り、自分に合った仕事をやりたいと思った。
▶東京2020大会でボランティアを希望しているので、具体的な事例が参考になった。
▶語学ボランティアにふわっとした興味はありましたが、今回のセミナーで気持ちが具体的になってきた。


【講師への取材希望などは下記まで】
朝日出版社 第三編集部 tanioka@asahipress.com TEL:03-3263-3321

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