ひそひそ星

ページ数:160ページ / ISBN:9784255009308 / Cコード: / 発売日:2016/05/24

園子温作品集
ひそひそ星

園子温 定価: 3,024円(本体2,800円+税)

在庫: 在庫あり

「本当に撮りたかった」映画、初となる美術館展示作品、書き下ろしの文章と詩2万字。

鬼才映画監督の独走するアート世界。

25年の時を経て実現した、鬼才・園子温監督の最新映画『ひそひそ星』(2016年5月14日より、新宿シネマカリテほかロードショー)にあわせて開催される、美術館では初の園子温展「ひそひそ星」(2016年4月3日~7月10日、ワタリウム美術館)映画と展示の世界を、本人書き下ろしの文章と詩とともにおくる。
芸術的な映画のスチール写真と、25年前に描かれた映画絵コンテ、「東京ガガガ」から生まれた「ハチ公プロジェクト」の新作、 大掛かりなプロジェクションを主とする展示作品、そして映画にエキストラ出演された福島の方々の声を収録。

「これは記憶に関する映画だ。3月11日のあの日から今に至るわれわれの記憶と、はるか昔からの遠い人間の記憶を重ねるファンタジーを届けたい」
……園子温

著者紹介

  • 園子温(その・しおん)
    映画監督・詩人・アーティスト。1961年愛知県豊川市生まれ。
    17歳で詩人デビューし、「ジーパンをはいた朔太郎」と呼ばれ注目される。
    1987年、『男の花道』でPFFグランプリを受賞。スカラシップ作品として1990年に制作した『自転車吐息』がベルリン映画祭に正式招待される。1993年には、無意味・無目的・無宗教の運動体「東京ガガガ」を組織し、東京の路上を詩でもってゲリラ的に占拠。
    以後、『自殺サークル』『紀子の食卓』など旺盛に作品を制作。
    東日本大震災の翌年には『ヒミズ』(第68回ヴェネチア国際映画祭で主演二人がマルチェロ・マストロヤンニ賞受賞)、 『希望の国』(第37回トロント国際映画祭最優秀アジア映画賞受賞)を世に問い、世界でも高い評価を得る。
    2015年には『新宿スワン』『ラブ&ピース』『リアル鬼ごっこ』 『映画みんな! エスパーだよ! 』と年間で4作品を発表。同年7月にはChim↑Pomキュレーションによる初個展「ひそひそ星」を高円寺 Garter@キタコレビルにて開催し、9月にもChim↑Pom発案の「Don't Follow the Wind」展(ワタリウム美術館)にて映像インスタレーションを発表。
    2016年5月に『ひそひそ星』を公開。主な著書に『非道に生きる』『希望の国』『毛深い闇』『受け入れない』などがある。