外国語教育V

ページ数:260ページ / ISBN:9784255007618 / Cコード:0087 / 発売日:2014/02/06

外国語教育V
一般教育における外国語教育の役割と課題

吉島 茂 著 / Ryan・S. 定価: 3,024円(本体2,800円+税)

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 日本における「外国語学習」は特殊な位置を与えられ、一部のエリート層にのみ求められるものだった。近年のグローバル化した世界で、その能力が全市民に求められ、一般教育、義務教育の重要な柱と見なされる時代では、その旧来の位置づけを見直し、新たな理念のもとに教育も実践されねばならない。
 2002年、日本でもアジアの近隣諸国に大きく遅れ、また現実の実践状況からも大きく遅れながら中学校で英語(外国語)学習が必修化され、2012年には小学校で外国語活動の名のもとに英語を軸とした
外国語と異文化との接触が教科として制度化された。しかしその理念的根拠の裏付けが十分とは言い難い。
 本書は、こうした動きを背景に、外国語教育がアジアの近隣諸国、ヨーロッパの国々でいかなる位置づけを一般教育の中で与えられているかを見、日本における外国語教育の理念的省察の便に供しようと編集した。
 巻末には欧文論考のオリジナル・テクスト、和文論考の英語版を収録したCD-ROMを添付。

著者紹介

  • □吉島 茂(よしじま・しげる)
    元・聖徳大学人文学部教授/東京大学名誉教授/東京大学修士(文学・1965)
    主な研究分野:ドイツ語学/言語習得論

    □S. Ryan(ステファン・ライアン)
    大学人文学部教授
    主な研究分野:第二言語習得論