一般書籍

足の裏に影はあるか? ないか? 哲学随想

デジタルコンテンツあり
入不二基義
定価 :1,980円(本体1,800円+税)
在庫 :品切・重版未定
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    特設ページ

「こういう本を、ずっと書きたいと思ってきた。」
かつての哲学少年が切りひらく
見知らぬ世界に、
息をのみ、立ち尽くす。
—目もくらむような、24の言葉の結晶。

「お父さん、足の裏の所の地面には、影はあるのかなぁ。」
息子が投げかけた「謎」の先には、見知らぬ世 界が待っていた。

「地平線は越えられるか?」「『無関係』とはどういう関係か?」「二つのものさしはどちらが『本物』か?」「数の順序は変えられるか?」「未来はやって来るか?」……
目の前に立ち上がる「問い」を、かつての哲学少年が夢中になって追跡する、24のストーリー。

まるで短編小説を読むように、寓話の世界に迷い込むようにして、誰もが子どもの頃に感じた「考えることの楽しみとめまい」を再発見し、体感することができる稀有な哲学エッセイ集。

野矢茂樹、永井均と並んで日本を代表する哲学者、入不二基義(いりふじ・もとよし)が「こういう本を、ずっと書きたいと思ってきた」とまで言った、どこまでも深く明確な一冊。
厳密な思考によって、誰も知らない哲学の高みが、いま明かされる。

◆付論「『ほんとうの本物』の問題としてのプロレス」を収録

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