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一般書籍

断片的なものの社会学

デジタルコンテンツあり
岸政彦
定価 :1,685円(本体1,560円+税)
在庫 :在庫あり
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    特設ページ

★紀伊國屋じんぶん大賞2016受賞!

路上のギター弾き、夜の仕事、元ヤクザ……
人の語りを聞くということは、ある人生のなかに入っていくということ。
社会学者が実際に出会った「解釈できない出来事」をめぐるエッセイ。

◆「この本は何も教えてはくれない。
  た だ深く豊かに惑うだけだ。
  そしてずっと、黙ってそばにいてくれる。
  小石や犬のように。
  私はこの本を必要としている。」

一生に一度はこういう本を書いてみたいと感じるような書でした。
ランダムに何度でも読み返す本となりそうです。
――星野智幸さん

どんな人でもいろいろな「語り」をその内側に持っていて、
その平凡さや普通さ、その「何事もなさ」に触れるだけで、
胸をかきむしられるような気持ちになる。梅田の繁華街で
すれちがう厖大な数の人びとが、それぞれに「何事もない、普通の」
物語を生きている。
 * * *
小石も、ブログも、犬の死も、すぐに私の解釈や理解をすり抜けてしまう。
それらはただそこにある。[…]社会学者としては失格かもしれないが、
いつかそうした「分析できないもの」ばかりを集めた本を書きたいと思っていた。(本文より)

目次

    イントロダクション──分析されざるものたち

    人生は、断片的なものが集まってできている
    誰にも隠されていないが、誰の目にも触れない
    土偶と植木鉢
    物語の外から
    路上のカーネギーホール
    出ていくことと帰ること
    笑いと自由                   
    手のひらのスイッチ
    他人の手
    ユッカに流れる時間
    夜行バスの電話
    普通であることへの意志
    祝祭とためらい
    自分を差し出す
    海の向こうから
    時計を捨て、犬と約束する
    物語の欠片

    あとがき
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