不思議の国のアリス
不思議の国のアリス
ルイス・キャロル 著 / 山形浩生 訳 / スソアキコ 絵
定価: 1,870円(本体1,700円+税)
在庫: 在庫あり
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アリスってこんな女の子だった!?
山形浩生による新訳決定版!
世界中で読まれ、愛され続けている名作『不思議の国のアリス』。 日本でも数々の翻訳本がでていますが、
『半世紀後に、ガキどもがまともに読めるのは、ぼくの訳したアリスだけになっているかもしれない。』
と訳者、山形浩生が豪語する新訳決定版。
今までどこかよそゆきの言葉のように聞こえていたアリスの声が
『こんどはこの世で一番おっきな望遠鏡みたいに、ぐんぐんのびてる!足さん、さよなら!』
『あたし夜の間に変わっちゃったのかしら。そうねえ。起きたときには、おんなじだったっけ?』
こんな風に普通の小さな女の子であるアリスの等身大の肉声として聞こえます。
「お嬢様」のようなイメージがあったアリスが、6歳くらいのちょっとお転婆な女の子であることがよくわかります。
本当のアリスはどんな女の子だったか知りたい人、必読です!
イラストは全て「撮りっきりコニカミニのトリ」「おこめ券の白ヤギさん」など一度見たら忘れない独特のキャラクターを数々生み出してきたスソアキコの書き下ろし。
彼女の描く不思議な国の不思議なキャラクター達がページのあちらこちらに突如現れて、読んでいる私達を驚かせます。
まるでアリスと一緒に不思議の国を大冒険しているように感じるはずです。
アリスと忘れられない冒険を楽しんでみてはいかかでしょうか。
目次
巻頭詩
1巻……うさぎの穴をまっさかさま
2巻……涙の池
3巻……めちゃくちゃかけっこと長いお話
4巻……うさぎ、小さなビルを送りこむ
5巻……いもむしの忠告
6巻……ブタとコショウ
7巻……キチガイお茶会
8巻……女王さまのクロケー場
9巻……にせウミガメのお話
10巻……ロブスターのカドリーユ踊り
11巻……タルトを盗んだのはだれ?
12巻……アリスの証言